第二部「ミルクボランティアって知っていますか!」

山梨県では今年、ミルクボランティアという制度が出来ました。

ミルクボランティアとは、動物愛護指導センター(保健所)に保護させた離乳食も食べることのできない赤ちゃん猫にミルクを飲ませて育てる係り。

今まで知らなかったのですが愛護指導センターで保護されているかなり多くの頭数は、まだフードも食べられない未熟な子猫とのこと。

その子たちは愛護指導センターのスタッフが授乳させるのですが、人手が足りず対応しきれない子や弱っていく子にはそのまま自然死を待つか殺処分を行うか。

多くの数の子猫の命が人手の足りないが為に失われていきます。

      

愛護指導センターに保護される子猫は、

・家の猫が赤ちゃんを産んだがいらないので処分してほしい。

・庭先の物置に野良猫が赤ちゃんを産んだので保護してほしい。

・子猫が捨てられていたが家では飼えないので持ってきた。

せめて離乳食が自ら食べられる子猫ならば飼育して里親探しも出来るのに、授乳期に親猫から引き離された子猫は人間から哺乳瓶を使って授乳してもらうしかありません。

                       

子猫なら里親の希望者も多いだろうからと安心していた私はショックを受けました。

たしかに愛護指導センターのスタッフさんとはいえ24時間365日体制で3~4時間おきに授乳させるなんて無理なこと。

しかもオッパイを欲しがる子猫の鳴き声って思いのほか大きいもの。

同居者がいる方なら深夜問わずのお世話は家族の安眠すら妨害してしまいます。

それでも授乳のお世話を焼く人がいなければ間違いなく子猫は死んでいきます。

難しい話です。

           

更にお役所である愛護指導センターが募る条件が厳しく、子猫が概ね2ヶ月齢(ドライフードを十分に食べられる)程度になるまで授乳(1日6~8回、3~4時間おき)、離乳食等の給餌、排泄の補助、健康観察等の記録、人への馴化を課せられます。

当然ボランティアですから完全無給。

育成に必要な物品(ミルク、哺乳瓶、フード、ペットシーツ等)は山梨県で用意してくれますが、動物愛護指導センターまで子猫の受け渡し及び返還もボランティアがおこないます。

ミルクボランティアを希望する場合、動物愛護指導センターの職員さんが自宅に来て子猫の飼育環境を調査し、既に猫を飼っている場合は、先住猫と隔離できるスペースがあることと先住猫は屋内飼養で3種以上の混合ワクチンを接種していることも条件になります。

そのうえ、、、

役所なので仕方がないのでしょうが子猫が体調を崩したり投薬が必要になってもフォローはしてもらえません。

勝手に予算も使えないから。

子猫が死ぬことはしょうがないことと伝えられています。

ミルクボランティアの個人の考えで個人負担として動物病院へ連れていくしかありません。

動物愛護指導センターの担当員さんのプライベート連絡先も個人情報として教えてもらえませんので夜間や休日になにかあったらボランティア個人の考えで対処するしかないのです。

ミルクボランティアが子猫の命を守り、管理し、責任を持たなくてはなりません。

考えたけれども、そんなに条件が厳しいなら嫌と言う方も、それほどの頻度で世話はできないという方も多いことはうなづけます。

命への責任が重すぎます。

            

それでも。

私たちはこの度ミルクボランティアに名乗り出ました。

すでに数匹の子猫の面倒を見ています。

全くメリットはありません。

すでに20年近くもの間ボランティアとして「動物愛護推進員」も委嘱されていますのでそれで十分と言う考え方もありでしょう。

しかし知ってしまった限りは無視できません。

私たちが出来ることで救われる命があるのならばどうにかしたいと思ってしまいます。

私は犬で商売をしているドッグブリーダーです。

犬をお金にしています。

けれどもキレイごとでもなく、負担ばかりでなんらメリットもありませんがしばらくミルクボランティアを続けていこうと思います。

自己満足でもいいと思っています。

                 

ドッグブリーダー パピーズママ

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