保護犬のリスク

ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は9日、バイデン大統領夫妻の愛犬「メイジャー」が人にかみついて軽傷を負わせたことを確認した。

2頭は仲が良く、バイデン夫妻がメイジャーを保護施設から引き取った背景には、チャンプを活発にさせてくれる仲間がほしいとの思いもあった。
バイデン大統領は昨年11月にも、メイジャーと遊んでいる最中に転んで足を骨折していた。

https://www.cnn.co.jp/usa/35167587.html
2021年3月10日11:56 配信 CNN.CO.JP より引用(著作権法第32条)

      

新たに犬を欲しい方、犬を購入したいという方に対して、意識の高い系の人々から「保護犬をもらうべき」と声高に言われることが多いようです。

・金儲けを目的としたペットショップで命を売買するなんて良くないことだ!
・明日にも殺処分されてしまう保護犬の命を救うことは立派な行為!
・先進の欧米諸国ではペットショップ犬なんて売買していない。保護犬をもらうことが意識の高い人間である。

間違いのない言葉です。
ある面では正しい考えでしょう。
躾をゼロから行える時間と金銭的余裕があればそれは素晴らしいと思います。

しかしながら、それのいずれも欠けているのならじっくりと考えなければなりません。
劣悪な環境で育った子ならば医療負担も増えるでしょうし、そうでなくとも短い犬の寿命なのに高齢の子を引き取った場合は早々の死別も考えられます。
トイレマナーな出来ない子も多いと思います。
大人になった犬にトイレの躾を教えることは難しいと思います。
誰彼構わぬ噛み付き癖、24時間の無駄吠え癖、飛びついて子供などでは倒して怪我をさせるかもしれません。
住まわれているペット可能マンションは、犬の体重何kg、体高何cmまでと決まっていませんか?
雑種犬の場合、どれほどまでに大きくなるかは誰にもわかりません。
保護犬に闘犬の血統が入っていたなら・・・。
猟犬の血統が入っていたなら・・・。

掲載の記事はアメリカ大統領が迎えた保護犬です。
保護施設の中でもそれなりに優れた犬だったろうと推測します。
著名なドッグトレーナーも付いていたことでしょう。
訓練や躾も欠かさずに調教されていたことでしょう。
それですらこの結果です。

日本の一般家庭でそのようなことが出来ますか?
小さなお子様が1人でお留守番をしている時に保護犬が牙をむいたらどうなりますか!
老人に飛び掛かって引き倒したら骨折ですら容易に考えられます。

純血種はすべて優秀であり、人に逆らうことや暴れたり吠え続けることなど絶対にないなんて言いません。
それでも純血種とは犬種として目的をもって、牧羊犬や使役犬、猟を目的としても視覚、聴覚、鳥猟、獣猟、愛玩を目的とした犬まで何百年にも渡りより能力の高い血統を守り育んできました。
よって性格も大きさも同一犬種ならば大きく異なることはありません。
それが血統と言うことであり純血種だからです。

保護活動をされている方、保護犬を飼育されようとしている方に非難どころか敬意を持っています。
貴方のおかげで近年殺処分される犬は激減しています。
私は動物愛護推進員を任命されています。
現状も弁えているつもりですから本当に感謝しています。

それでも言います。
保護活動をされている皆さんは引き取りを考えられている方には必ずリスクを詳細に説明してください。
保護犬を引き取る際には必ず大きなリスクがあることを検討してください。
ボランティアの顔をして保護犬を引き取ってから、やはり我が家では育てられないなんてことがあれば。
保護犬は2度目の遺棄をされることと同じ目に合うから。

ドッグブリーダー パピーズママ
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