犬や猫に所有者の情報を記録した「マイクロチップ」装着を義務付けることなどを柱とする改正動物愛護法が成立。

改正法は、犬や猫の販売業者に対し、マイクロチップの装着と所有者情報の環境相への登録を義務付ける。登録された犬猫を購入した飼い主には、情報変更の届け出を義務付ける。既に飼っている人には、装着の努力義務を課す。

 改正法は他に、出生後56日(8週)たっていない犬や猫の販売を原則禁止。現行法にも同じ規定はあるが、ペット業者らの要望を踏まえ、経過措置として「49日(7週)」とされていた。

 動物の虐待への罰則も強化。現行は、動物を殺傷した場合「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」を科しているが、「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」に引き上げる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000037-jij-pol

2019年6月12日 10:34配信 時事通信社 より引用(著作権法第32条)

「動物の愛護及び管理に関する法律」が改めて改正されました。

昭和四十八年法律第百五号として立法された法律です。

近年、ペットは家族の一員としてかけがえのないパートナーになりました。

大切にすることは当然のこと、愛して守るべきファミリーです。

それでも虐待や暴行事件も頻繁に起こり一部人間の意識の低さが切なくなります。

ですから法律により縛る必要も出てきます。

これだけ動物愛護が訴えられる中、違法も承知でまだまだ動物の虐待を行うものが絶えません。

ならばさらに処罰を重くしようと。

それもいいでしょう。

否定はしません。

ただ分からないことと不思議なことがあります。

1.マイクロチップの装着とはそこまで必要なことですか?

マイクロチップの必要性とは、ペットを捨てた人間を特定させるためが名目ではないのでしょうか。

しかしながら今、野良犬はほぼ見ることはありません。

田舎に住んでいますが捨てられた成犬がフラフラ歩いている姿など数十年前から見かけません。

捨てられた子犬も保健所の記録から非常に少なくなっています。

施設にて殺処分される犬猫は、飼い主自身の手によって殺すために持ち込まれた子たちなのです。

となると必要性が分かりません。

まさか、日本は狂犬病が50年以上発生していない「清浄国」であり昭和32年(1957年)の猫での最後の発生をした狂犬病の予防接種を受けさせていない人を容易に確定させるための手段なんて思ってしまいます。

2.出生後56日(8週)たっていない犬や猫の販売を原則禁止も良いでしょう。

しかし知っていますか?

ベビーの乳歯は鋭く、ママのおっぱいの量が少なくなると乳房をギュッと噛みます。

ママ犬も痛さに耐えきれずにベビーにアタックをかけます。

これが親離れ子離れとなり、自然の摂理です。

生後5週もするとママ犬と子犬とで繰り返される行為です。

無理強いして犬舎や産室に入れておくと怪我を負わせることもあります。

実際にブリーダーの話も聞いてからの立法ですか。

ママ犬と子犬を見て育てている私たちの経験則を確認しているとは思えません。

長く一緒にいることがすべて良いわけではないことなどブリーダーには当たり前の常識です。

良いことならばすぐにも実行させるべきですが、理由を明確にさせ納得できるように説明をしなくてはいけないと思います。

ドッグブリーダー パピーズママ

puppy@mx3.nns.ne.jp

puppysmama-wonwon@ezweb.ne.jp

LINE ID・puppysmama

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です