「山陰柴犬」復活、絶滅危機からの奇跡
国内外で人気のある柴犬の中に、独自の血統と特徴を持つ犬がいる。鳥取県固有の山陰柴犬だ。温和で人に従順な性格の小型犬で、山陰地方の人々に寄り添ってきた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190825-00000502-san-soci
2019年8月25日 配信 産経新聞 より引用(著作権法第32条)
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山陰柴犬とは、一般的な信州柴犬よりもスリムで引き締まった体つきであり、キツネに似た顔だち、穏やかな性格に、無駄吠えも少ない様子。
アナグマ猟に使われていた因幡犬などの血を受け継ぎ、よくモグラを捕ってくるらしい。
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面白いですね。
日本には特定の地域だけに生息する「地犬(じいぬ)」と呼ばれる在来の日本犬が存在していました。
それらが今は「四国犬」、「甲斐犬」、「紀州犬」、「北海道犬」などに品種固定されました。
山陰柴犬は朝鮮半島から渡ってきた犬だとされており、南方系の信州柴犬とは異なる特徴やルーツを持つのだそうです。
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うむ・・・。
それならば柴犬と名付けない方が良いと思うのですが。
メジャーであり人気犬種である「柴犬」と名付ければ、子犬の販売も容易になり、広がりやすくはなるのでしょうが、血統も特質も違う犬種であるのに「柴犬」としてしまえば混血され遺伝子の混雑が進み固定化が守られなくなります。
ブリーダーとしては納得いきませんし、おこってはいけない行為です。
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そうでなくとも近年は「豆しば」という小型化された柴犬が流行っており高額で取引されています。
種の固定化と品種を守ること、それに反しますが品種改良もブリーディングです。
「豆しば」は現在いずれの血統書登録団体でも犬種としては認められはおりません。
ペットショップや繁殖者が「柴犬」の中の小型種として付加価値販売できるように区分けしているだけです。
ダックスフンドに「スタンダード」と「ミニチュア」があり、更に「カニヘン」と言う小型種があるように、プードルに「スタンダード」と「ミニチュア」があり、更に「トイ」と言う小型種があるように(「ティーカップ」はまだ考えたくはないのですが)、柴犬も「豆しば」と言う犬種を固定化させ、「山陰柴犬」などとはせずに「山陰犬」としてでも犬種認定されることに努めるべきと考えます。
一般的な日本犬は1度の出産で5~6匹程度は産むことが出来るのにもかかわらず、山陰柴犬は2~3匹しか産めず、更に発情期も少ないようです。
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頭数も増えにくく、近親交配も増える中、更に洋犬の人気に押され、感染症にさいなまれ、全滅しそうになった山陰柴犬が先人の努力で守られていることに感謝です。
現在は約450頭になった山陰柴犬の今後の発展を祈ります。
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ドッグブリーダー パピーズママ
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