動物愛護推進委員
先日、山梨県動物愛護推進員の委嘱式がありました。
動物愛護推進員とは、各都道府県より任期2年間にて、ボランティア(無料奉仕活動)として県や市町村が実施する動物愛護行事への協力や、各種動物の飼い方などに関する相談窓口など、各地域に根ざした動物愛護の推進に取り組む活動を行います。
動物の愛護や正しい飼い方を効果的に普及するため、動物愛護活動を実践している方や意欲がある方などと連携することが必要と考えられて、「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき、県民を対象に動物愛護推進員を委嘱されます。
動物愛護推進員になるためには、委嘱期間の満了にあわせ、市町村や獣医師会などの団体から推薦されて方のほか、一般県民で動物愛護に熱意と見識を持ち公募した方を対象に委嘱されています。
主なる活動。
・県や市町村の開催する動物愛護行事等への協力。
・犬及び猫の適正飼養講習会への協力。
・動物触れ合い事業への協力。
・新たな飼い主探しへの支援協力。
・動物の適正飼養相談窓口としての協力。
私たちドッグブリーダーは動物の命を商売として扱います。
非難を受けることも承知していますが、生命を金銭に変えます。
出来る限り、アニマルウェルフェア(Animal Welfare・動物福祉)に基づき一般的に人間が動物に対して与える痛みやストレスといった苦痛を最小限に抑えるなどの活動により動物の心理学的幸福を実現したいと考えていますが、どのように言い訳をしても命を金に換えることを仕事にしています。
なので、せめて私たちができることをしたいと思っています。
動物愛護推進委員としての活動を十数年間行ってまいりましたが、ペットショップさんやブリーダーさんの参加はほとんどありません・・・
動物取扱事業者がいらっしゃってもペットの介護や獣医師、動物看護士、トリマーさんなどの子犬が飼い主さんの手元に届いてから飼い主さんとワンちゃんたちに携わる業界の方ばかり。
ペットショップもブリーダーも日中忙しいことは承知していますが如何せん寂しくありませんか。
私たちこそワンコたちに感謝をし、出来ることをすべきだと考えます。
「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)は、昭和48年に議員立法で制定された法律です。
平成11年と平成17年と平成24年に議員立法による主たる法改正が行われています。
法律の目的は、動物の愛護と動物の適切な管理(危害や迷惑の防止等)に大別できます。
対象動物は、家庭動物、展示動物、産業動物(畜産動物)、実験動物等の人の飼養に係る動物になります。
すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うよう定めています。
ドッグブリーダー パピーズママ
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