イタグレ飼育で絶対に守る3つの事柄。
1 犬には食べさせると命にかかわる食品があります。
・玉ねぎ、ねぎ、ニンニク類は与えてはいけません。
ハインツ小体性溶血性貧血(玉ねぎ中毒)と言う死亡率の高い中毒を引き起こします。
過熱しても関係なく中毒症おこしますので絶対に与えないでください。
ネギのエキスの染み込んだ「すき焼き」なども危険です。
ネギを一緒に煮込んだスープ、すき焼きなどのつゆも危険性は変わりません。
・鳥の骨は噛み砕くと鋭く裂けるため、口の中、食道、胃に刺さる可能性があります。
鯛など硬い骨の魚も与えないで下さい。
・チョコレートなどのカカオ、キシリトール、ブドウやレーズンなどにも中毒を引き起こす成分が入っています。
・他にも人間は食べても問題ありませんが、イタリアングレーハウンド(イタグレ)等の犬が食べることにより命を奪う危険性のある食材はまだ多くあります。
注意してください!
2 感染症予防ワクチンは接種してください。
・特に犬ジステンパーウイルス感染症、犬パルボウイルス感染症の予防ワクチンは絶対に必要です。
飼い主さんがどんなに注意を払っても目に見えないウイルスは防ぐことが出来ません。
犬ジステンパーや犬パルボは非常に致死率が高く、とても感染しやすい伝染病です。
外出しないワンちゃんでも飼い主さんの衣服にウイルスが付着して感染します。
予防ワクチン以外では絶対に守ることが出来ません。
・犬フィラリア症も多くのワンちゃんの命を奪った蚊を媒体とした寄生虫による恐ろしい感染症です。
ワクチンではなく、薬を与えて予防することとなります。
特に室外で飼育されているワンちゃんやドッグラン・お散歩に行く子には予防が不可欠です。
3 寒さや暑さには注意して下さい。
・留守番の最中にエアコンを掛けっぱなしにする必要もありません。
人間の子供が過ごせる室温ならば問題ありません。
ただ赤ちゃん(生後半年程度)の頃は特に気を使って温かくしてあげてください。
ペット用アンカと毛布を併用すれば安心です。
子犬が体調を崩す理由のほとんどは寒さがもたらせます。
・比較的暑さには強いイタリアングレーハウンド(イタグレ)ですが、酷暑は避けなければなりません。
人間の子供が過ごせる室温ならば問題ありません。
涼しくする必要はありませんが、真夏に窓が締め切ってある日差しの強い高温になる部屋の中や炎天下の車の中、日で焼けたアスファルトの上のお散歩など人間でも亡くなる環境は避けてください。
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