初めての飼育

イタリアングレーハウンドを初めて飼育する。

イタリアングレーハウンド（イタグレ）の子犬を初めて飼育される方も多いと思います。
まだ小さい子犬を前にすると心配と不安が込み上げてくるでしょう。
しかし心配は全くいりません。
イタグレの赤ちゃんは思いのほか頑健です。
他の犬種に比べて弱いところなど全くありません。
赤ちゃんを育てるに当たり最低限守るべき事のみ記します。

１．暖かくしてあげてください。
「20°～25°の間の室温を絶対に守らなければならない！」なんてことありません。
人間の子供が快適に過ごせられる室温にしてくだされば結構です。
冬の時期はペット用アンカ（ホームセンターなどで販売。ケーブルを噛まれないように作られています）と毛布・タオルなどを用意してあげてください。

２．暑い季節に比較的強いイタリアングレーハウンド（イタグレ）といえども室内は人間の子供が快適に過ごせられる室温にしておいてください。
クーラーや扇風機をかけっぱなしにする必要はありません。
人が過ごせる室温ならば大丈夫です。
炎天下の車の中でのお留守居番や日中のお散歩（アスファルトが高温になっています）は危険です。

３．ドッグフードはお宅に慣れるまでブリーダーと同じものを上げてください。
フードが変わるとお腹を壊しやすくなり、下痢は体力を消耗させます。
ご家庭に慣れてしまえば、フードの割合を徐々に変えることにより変更可能です。

４．落し物に注意してください。
洋服のボタンやお薬、お菓子の包み紙･･･、落し物で遊んだり食べちゃったり。
のどに詰まったら命にかかわるケースもあります。

５．感染症予防ワクチンは接種終了していますか？
目に見えないウイルスはワクチンでしか守ることが出来ません。
簡単に命を奪う感染症もあります。
感染症ワクチンの接種が終わるまではお外に出してはいけないことと、飼い主さんもよそのワンちゃんに触ってはいけません。

６．いつでも綺麗なお水が飲める状態にしておいてください。

過度な心配は無用です。
それでも体調不良や下痢が続いたり、元気がなかったり、心配でしたらお気軽に我が家にご連絡下さい。
24時間連絡をお受けできるように寝室の枕元に電話を持ち込んでおります。
言葉で伝えにくいような症状(軟便の状態など)はスマホでお写真やムービーを送っていただけるとわかりやすいと思います。