CDA(カラー・ダイリューション・アロペシア)とは、イタリアングレーハウンドのブルーにみられる脱毛症の一種です。
妙に薄毛だったり、まばらにしか毛が生えていないイタグレさんを見ることがあります。
毛色はブルー(灰色系)の淡い色に限られています。
なので、CDAのことを「淡色被毛脱毛症」とも言います。
以前は、「カラーミュータント脱毛症」とも言いました。
メラノサイトという場所で作られた、毛に色を付けている物質であるメラニンが、不均等に分布されるために被毛は非常にもろく、すぐポキポキと折れてしまうため、その部分には毛が生えていないように見えてしまいます。
3~12ヶ月齢で発症することが多いようです。
遺伝性疾患であり、進行性の非炎症性脱毛症です。
英語では「Color Dilution Alopecia」と綴り、カラー(毛色)・ダイリューション(希釈遺伝子)・アロペシア(脱毛症)と読みます。
なので本来は、CDA脱毛症と言ってしまうと脱毛症が重なっていることになってしまいます。
体のブルーの毛の部分が薄くなったり、毛が抜けたりす